どもっ!
【貧困家庭×非行×偏差値35】だった逆境ブロガーの
しょーご(@shogo_carimemo)です。
この記事では
- いつ志望大学や専門学校を決めたら受験に間に合うかわからない
- 就活するならいつ何をしておけばいいか分からない
こういった疑問に答えていきます。
進路選択の種類を「進学」「就職」に絞って説明していきます。
他にどのような進路選択の種類があるか気になる方はこちらもどうぞ。

この記事を読めば、年間を通して「進学」あるいは「就職」を希望する高校生が
いつまでに何をしておく必要があるかわかります。
それでは、具体的に進路選択のスケジュールや時期、しておくといいことを説明していきますね。
この記事の内容
高校生の進路選択の時期「進学編」
進学するということは、
大学・専門学校・職業能力開発総合大学校などのいずれかを選択します。
そこからさらにどの学部にするか、どの学科にするかを決めていく必要があります。
大まかな目安として
「いつまでに何をしておく必要があるか」を説明していきます。
大学生620人を調査!高校3年生になってから志望大学を決めるのは遅い!?
- 高3になっても進路が決まってない。どうしよう…
- 進みたい分野は決めたけど志望大学が決まらない…
こういう不安がある高校3年生は少なくありません。
Benesseが大学生620にいつ志望大学を決めたか調査しています。
- 約3分の2は高校3年生になっても志望大学が決まっていない
- 約3分の1は高校2年生の間までに志望大学が決まっている
あなたは
「なんだ。高3になっても大丈夫じゃん」
あるいは
「3分の1も高2の間までに志望大学を決めているのか。ヤバい…」
どう思いましたか?
ぶっちゃけ、高校3年生に進級したばかりの時に志望大学が決まってなくても大丈夫です。
センター試験の結果によって志望大学が変わったり、先生・親・友達と話している内に志望大学が変わるってことはざらにあります。
ただ!!
高校2年生の間に進みたい分野を決めてください。
高校3年生になって進みたい分野が決まっていないとセンター試験直前あたりに焦ったり、急いで進路を選択してしまいあとで後悔することがあります。
ここでいう分野とは、
行きたい学部や学科、取得したい資格、大学で学びたい学問の種類など。
僕の場合だと高校1年生のときに
「教師になりたいから教員免許が取れる大学にいく」
「大学の費用は全て自分で払わないといけないから国公立大学だけ受験する」
と決めていました。
「理学系の学部で化学の実験をやりたい」
「調理師免許が取れる学科に行きたい」
「留学制度が整っている大学に進学する」
みたいなおおざっぱな感じでOK!
高校3年生に進級する前に進みたい分野が決まっていれば、
高校3年生になって進みたい分野を決めた人よりも情報収集できる期間が圧倒的に多いです。
もちろん進みたい分野を高校3年生になってから決めた人でも
死に物狂いで情報を集め、勉強をがんばって志望大学に合格した人もいます。
ただ情報収集できる期間が多く、じっくり情報を集めることができたら
「仕事」「大学で学べること」「サークルのこと」「学生団体のこと」など、
より将来へのイメージが湧きます。かつ、自分の理想の進学先と出会えます。
また、勉強のモチベーションにもつながったり、「あの時もっと調べておけばよかった…」なんてことも防げます。
後はあなたがどうしたいかです。
余裕をもって情報を集めたいか、高校3年生で一気に情報を集めにいくか。
高校2年生の間に進みたい分野を決めてください。
もし何もやりたいことがない、将来の夢がないといった悩みがある方は
下の記事が参考になります。

進路をいつ決めるかは高校生の進路カレンダーが役に立つ

高校生の進路に関するスケジュールを把握しておくと良いです。
学校が決めている進路のスケジュールを把握しておけば、
いつまでに何を決めておけば良いかがみえてきます。
学校で年間スケジュール表を配られていると思いますが、
どれだけの人が見ているでしょうか?笑
僕は見てなかったです…
高校生の1年、2年、3年別に進路のカレンダーをみていき、
いつまでに何をしていおけばいいか説明していきます。
高校によって多少進路のカレンダーが異なるため、
これから説明する進路カレンダーは一例にすぎません。
学校で配られた進路カレンダーを一度みておいてください。
高校1年生の進路カレンダーからわかること
4月:入学式、オリエンテーション
5月:中間テスト
6月:進路ガイダンス、三者面談
7月:学期末テスト、オープンキャンパス、夏休み
8月:オープンキャンパス、夏休み
9月:文理選択(~11月)
10月:中間テスト
11月:文化祭・学園祭
12月:学期末テスト、冬休み
1月、2月:
3月:学期末テスト、終業式
高校生になって最初の進路に関する行事が6月に行われる「進路ガイダンス」。
高校によって行われる内容に多少のちがいはありますが、
大方「大学」や「職業」に関する資料をもらってオープンキャンパスや就活についての説明があります。
この6月の時にもらった資料などを参考にして、
1つ2つでもいいので大学や職業について調べてみてください。
「高1だから、まだいいや」
こう考える人が大半ですが高2になっても同じように考えて行動しない人が多数。
僕はこの時期に部活のことばかり考えており、進路のことなんて全く眼中になかったです。
この時に1つ2つだけでも大学や職業のことを調べておけば、
少しでも「進路」のことを意識でき、テストへの取り組み方がかわっただろうと思います。
6月の進路ガイダンスからオープンキャンパスまでの間に、
2つ以上は「どのような大学があるか」「どのような就活があるか」を調べる
高3になって慌てて勉強したり、大学のことを調べるのは大変でした…

高校2年生の進路カレンダーからわかること
4月:個人面談、進路ガイダンス
5月:中間テスト
6月:科目、コース選択(〜11月)
7月:学期末テスト、オープンキャンパス、夏休み
8月:オープンキャンパス、夏休み
9月:科目、コース選択(~11月)
10月:中間テスト
11月:進路指導面接、文化祭・学園祭(〜11月)
12月:学期末テスト、冬休み
1月:
2月:三者面談
3月:学期末テスト、終業式
高2になると文理選択があったり、オープンキャンパスが本格的に始まってきます。
「進路」に関する行事が増えてきます。
- 夏休み前までには進みたい分野を決める
- 同じく夏休み前までに文系・理系によってどのような学部・仕事があるか調べる
- 11月の進路指導までに「志望学部」を決める
高校2年生の間に「志望大学」よりも「志望学部」を決めておくと良いです。
Benesseの調査でわかったように、センター試験等の結果によって「志望大学」は高校3年生の1,2月に志望大学が変わることはざらにあります。
だからといって志望大学を決めておくことが悪い訳ではありません。
少なくとも高校2年生の間に志望学部を決めておくと軸が決まり、志望大学を決めやすくなります。
>>参考「高1・高2の今なら、受験勉強を始めていないあなたも難関大学合格を十分に目指せる!」
高校3年生の進路カレンダーからわかること
4月:奨学金申請、進路ガイダンス
5月:中間テスト、三者面談、推薦入試説明会
6月:
7月:学期末テスト、オープンキャンパス、夏休み、推薦用評定平均確定
8月:オープンキャンパス、夏休み、AO入試出願開始
9月:学校ごとの募集要項配布、センター試験「受験案内」配布、AO入試試験
10月:専門学校出願開始、指定校推薦試験、センター試験出願(上旬)、AO入試合格発表
11月:大学・短大公募(自己)推薦受け付け開始
12月:推薦入学試験・合格発表、私立大学出願開始、学期末テスト、冬休み
1月:私立大学試験開始、センター試験、国公立大選抜試験出願開始
2月:国公立一般入試 前期
3月:国公立中期・後期試験合格発表&入学手続き、卒業式
見てわかる通り、「進路」に関するイベントが年間を通してたくさんあります。
このイベントはあなたが「まだ志望学部や就きたい職が決まっていないよ!待って!」と言っても待ってくれません。
高1、高2でしっかり準備してきた人、そうではない人で心のゆとりも、勉強へのモチベーションも大きくかわってきます。
高3になってもまだ志望学部や就きたい職種が決まっていない場合は、すこし焦りましょう。
高1、高2でやっておくと良いポイントを参考にして行動してください!
- 7月までに2,3つほど受験する候補の大学を決める
- 8月までに受験する大学の入試制度を調べる
- 夏休みの間に受験候補の赤本(大学ごとの入試過去問)を3年分解く
部活もラストスパートとなる高3も多いとでしょう。
部活を本気でやって受験も成功するためには前準備が必須。
夏休み終わるまでにポイントで挙げたことをしっかりしておくと、
部活引退してから慌てて準備することを防げます。
後悔のない進路選択をするには前準備がほんとーーに大切。
これだけは忘れないでください。
高校生の進路選択の時期「就職編」

高校生の就職活動は、大学生の就職活動とはちがい、スケジュールとルールがガチガチに決められています。
高3の秋あたりに「やっぱり就活しよう!」と考えたとしても、手遅れな場合がほとんど。
高校生で就活するならしっかりとスケジュールを把握し、準備を整える必要があります。
この記事の内容と学校のガイダンスをもとに
しっかり就活に合わせた準備を進めてください!
高校生の就活ルールの代表例紹介!
どうして高校生の就活スケジュールやルールがガチガチに決められているかというと、
- 社会のことをあまり知らない高校生を守るため
- 学業に支障がでないようにするため
この2つが理由です。
では具体的にどのようなルールがあるか代表的なルールをまとめます。
- 企業への直接応募はNG
- ハローワークから確認印をもらった企業のみ求人票を開示できる
- 一人一社の原則(一定期間が経過するまでは一人一社までしか応募できない)
- 書類のみの選考はNG
- 全国共通の履歴書・調査書のみ使用可
これらの厳しいルールに対して
「高校生を社会から守るために必要なルールだ」
「ルールが厳しすぎることが高卒者の採用数拡大の妨げになっている」
といった声も。
高校生の就活スケジュールからわかること
6月上旬:求人申込説明会
6月20日:ハローワークによる求人申し込み受付スタート
7月1日〜:企業による学校への求人申し込み(高校生が実際に求人票をみて企業を選ぶ)、学校訪問
7月下旬:会社見学、職場見学の実施時期(1~3社ほど実際に選考の前に職場見学へ行きます)
9月5日〜:生徒の応募書類提出スタート
9月16日〜:企業の選考、内定開始
11月1日〜:企業への複数応募スタート
入社までの期間:内定者交流
4月1日:雇用スタート
まずはこのスケジュールを把握してください。
この通りに高校生の就活は進められます。
見ての通り、大学生の就活と比べるとガチガチにスケジュールが決まっています。
自由度は低いですね。
逆にいうと、これ通りに全国の高校生の就活が進むとわかっているので
このスケジュールに合わせて準備を進めればいいとも言えます。
このスケジュールからわかることをまとめます。
- 就職したい職種を3つまでに絞っておく
- 自己分析をして自分の強み・弱みを明らかにしておく
- 高卒で就職できる業界・職種を把握しておく
求人票が解禁されてから企業・職種のことを調べ始めるのは遅すぎます。
求人票が解禁されれば一気に就活は進んでいきます。
企業も周りの人も待ってくれません。
まずは7月までにしっかりこの3つを準備してください。
ここでどれだけ取り組めるかによって今後の進路が決まります。
WEBであれば時期に左右されずどのような求人があるかわかります。
この中でも特に「JOBドラフト」は高卒の求人に絞って情報発信しているので調べやすいですね。
- 履歴書の書き方をマスターする
- うそがない自己PRを考える
- 就きたい業界・職種の志望理由を明確にする
7月までに準備することの中に「自己分析する」を挙げました。
その理由は企業に応募する際の履歴書に書ける内容のレベルを上げるためです。
自己分析とは、
自分の特徴や強み・弱み、好きなこと嫌いなことを分析すること。
自分のことを語れない=面接する人にあなたのことを分かってもらえない
このことを忘れずにしっかり自己分析してください。
自己分析の方法がわからない方は
この本が参考になりますよ。
高校生の進路選択の時期まとめ
進路を「進学」と「就職」の2つに絞り、進路選択の時期を説明してきました。
- 「進学」「就職」のどちらにしろ年間のスケジュールをまずは把握しておく
- 進学希望者は学年別のやるべきことをとにかく実行する
- 就職希望者は「WEBで業界・職種の調査」「自己分析」が重要
ざっと「いつ」「何をすればいいか」が分かったと思います。
やるかやらないかはあなた次第。
自分の進路を後悔したくなければ、やれることを全てやってくださいね(^ ^)